穏やかな新春をお迎えのことと存じます。今年もこのコラムを楽しみにお待ちください。
一月は旧暦で睦月と言いますね。お正月に親戚一同が集まり睦むことから名づけられたと言われています。現在では年賀状がLINEに、かるた取りがPCゲームに変わっていますが、お正月は日本の伝統を感じる数少ない機会です。新型コロナ感染症の影響で、なかなか行けなかった田舎や実家に帰り、じいちゃん、ばあちゃんの元気な姿に勇気づけられたり、久しぶりの親友との会話にホッとされた方も多かったかと思います。
今回は、日本の故事“一年の計は元旦にあり”についてお話をしたいと思います。
一年の計画を年の初めにしっかりと立て、着実に行いなさい、ということですね。
認知行動の心理学では、“自分のなりたい姿”をしっかり定めることが大切と言われています。自分はどうしたいのか・・何をしたいのか・・具体的に目標を定め、自分の考え方や行動を変えることで、少し前に進むことができます。
目標を立てるコツは、次の5つのポイントを押さえることが重要と言われています。
例えば、『今年は痩せたい』では無く、『夏に憧れの白いスーツを着るために、6月までに一ヶ月1キロずつ、6キロ痩せる!』という目標が良いですね。
目標が決まったら、次はプライミング効果の出番です。このプライミング効果とは、脳に一次情報(目標)を与えることで、無意識のうちにその情報をもとに行動を起こすという理論です。昔、受験の時に『必勝○○校に合格!』と書いた紙をトイレの壁に貼った人もいたかと思いますが、良く見る場所に目標を書いておくと、その言葉の刷り込み効果が活発化します。今はスマートフォンの待ち受け画面に設定することもおすすめです。
潜在意識を刺激して、少しずつ行動を変えることで今年の目標を達成できると思いますよ。
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