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心の避暑地、ありますか?~夏のイライラ、あなたの性格のせいじゃない~

2026/08/20

暑い日が続くと、いつもなら気にならないひと言にイラッとしたり、ちょっとしたことで余裕をなくしたりすることはありませんか?

「最近、心が狭くなったかも」

「こんなことで怒るなんて、性格が悪いのかな」

そう感じる人もいるかもしれません。しかし、夏のイライラは、あなたの性格が急に変わったからとは限りません。

暑さや寝苦しさ、汗の不快感、移動するだけで感じる疲れ。こうした身体の負担が重なると、感情を落ち着かせたり、相手の立場を想像したりするための「心の余白」も少なくなります。

本当は「暑い」「眠い」「疲れた」という身体の不快感なのに、目の前の出来事をきっかけに、

「あの人の言い方が気に障る」

「どうして私ばかり」

「今日は何もかもうまくいかない」

と、怒りや不満として感じることもあります。

そんなときは、「イライラしないようにしよう」と無理に抑えるよりも、まず自分の状態を少し観察してみましょう。

「暑くて余裕がないのかも」

「寝不足で敏感になっているのかも」

「怒っているというより、焦っているのかも」

このように身体的不快感と気分を言葉にすることで、オーバーに反応してしまっているかもしれない感情に飲み込まれず、少し離れて眺めやすくなります。

夏の避暑地といえば、軽井沢や北海道など、涼しい場所を思い浮かべる人が多いかもしれません。

では、「心の避暑地」とはどこでしょうか。

心の避暑地は、ただ涼しいところへ行くことではありません。疲れやイライラから自分の心を少し守り、いつもの自分に戻るための場所や時間のことです。

例えば、

好きな音楽を聴く。

お気に入りの飲み物をゆっくり味わう。

一人でぼんやりする。

好きな動画やドラマを観る。

誰かに気持ちを話す。

すぐに返事をせず、少しその場を離れる。

ちょっと体も心もクールダウンにアイスを食べる。

波の音に癒されながらボーっとする。

人によって、心が落ち着く方法はさまざまです。大切なのは、「つらくなってから何とかする」のではなく、自分が戻れる場所や行動を、あらかじめ知っておくことです。

ちなみに、このコラムを書いている私の心の避暑地は、音楽を聴きながら一人でぼーっと散歩をしたり、無心でご飯の作り置きをしたりする時間です💡

ただ、振り返ってみると、子どもが生まれる前と後では、心が落ち着く方法も少し変わったように感じます。

自分を整えてくれる場所や行動は、ずっと同じとは限りません。生活環境や置かれている状況が変われば、心が求める休み方も変わっていくことがあります。

だからこそ、「これさえあれば大丈夫」という方法を一つだけ持つのではなく、気分や状況に合わせて選べるように、心の避暑地をいくつか持っておくのもよいかもしれません。

暑い日は、心の沸点も少し下がります。

イラッとした自分を責めるのではなく、「今日は心の余白が少なめなんだな」と気づき、自分を心の避暑地へ連れていってあげてください。

この夏、あなたの心を守ってくれる心の避暑地(心を落ち着かせる場所や時間)を、ひとつ見つけてみませんか?

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