卒業や異動、別れや新たな出会いや挑戦など4月から気を張っている日々をお過ごしの方も多いのではないでしょうか。6月も下旬になりそろそろ心身ともに疲れが出てくるころ。 そう、心理士やカウンセラーでもストレスは溜まるのです・・・!
日々の生活で出てくる葛藤やストレスフルな出来事は割と対処できても、外的要因であったり自分ではどうしようもないこと(天候や身内の不幸など)は心理士であっても大きなストレスを抱える要因なのです・・・。
今回は、いち心理士の私が強いストレスを感じる時に行っている行動を振り返ってみたいと思います。
まず、過去にあったのが“1ヶ月間毎日ひたすらジブリ作品の一つを観る“ということでした。あのヒゲがあってでっかいお口のモフモフな生き物が出てくる作品です(中型と小型もいます)。あの作品はほのぼのしていてゆっくりした気持ちになれます・・・が、毎日観続けるというのはちょっとした狂気を感じます。
しかしあの時は観ないといけない気持ちで観続けました。少しずつ観ない日も出てきたりして、ついにはぱったり止みました。きっと私の中の何かが緩和されたのでしょう。
何が原因であのでっかいモフモフ作品を毎日観る羽目になったのかわかりませんし、どう改善したのかわかりません。しかしその異常な(通常の自分はしない)行動が、自分が疲れているというサインとなっていることは気づいていました。観たいのだったら観ればいいよと流れに任せて、気が済むまで観ました。
最近また強いストレス状況にあるのですが(大丈夫か?)、今は毎日お花をお部屋に飾る習慣を3ヶ月ほど続けています。そしてたくさんの可愛いモンスターが出てきてモンスターのマスターになりたいと言う少年少女が旅をするあのアニメも毎日観ています。はい、また始まりました。別のモフモフを求めて毎日・・・
このように振り返ると、自分のパターンがわかりますし、なんと言ってもその行動に集中すれば大丈夫という暗示的な部分もあって気持ちが楽になります。また、以前に動物などのモフモフの効果でオキシトシンという幸せホルモンが出るというコラムを出しましたが(【コラム】モフモフをみて幸せホルモンを補充しよう)、可愛いものを見るというだけでもオキシトシンが出ると言われています。
同じ行動をして集中すること、オキシトシンを出せるようモフモフとお花を求め続けること。あとはなるべくリラックスして身を任せることで、高ストレス状態を抜け出すのが私のスタイルです。人それぞれ自分に合った対処法を見つけられるのが一番ですが、まだ見つかっていない方は試しにお気に入りのモフモフ作品を見つけたりお花や植物を育ててみたりして、自分から意識を逸らしつつオキシトシン分泌を促してみてください。
弊社では臨床心理士等メンタルヘルスの専門家が対応する電話相談や、 テキスト型Web相談サービス・e-Counselingを提供しています。e-Counselingの 契約をしている企業の従業員の方は、https://imf-counseling.com/ または 下記QRコードからアクセスいただくとサービスをご利用いただけます(e-Counselingのご利用には企業IDが必要です。社内のポータルサイト等をご確認ください)。
この記事に関するお問合せ
アイエムエフ株式会社 TEL. 03-5333-9480