突然ですが、皆さんは「幸せだなぁ」「幸福を感じるなぁ」と思う瞬間はどんな時でしょうか?
現代社会では、忙しさに追われて、日常の中で何かを感じる機会が減ってしまったり、他人と自分を比較して疲れてしまうこともあるかもしれません。特にSNSが広がった今、他人のキラキラした生活を目にして「自分はどうして…」と感じることも多いでしょう。
そこで今日は、日々の忙しさの中でも、ちょっとしたことで気分が上がる「小さな幸せを見つける方法」についてお話しします。
では、どうすれば「小さな幸せ」を見つけられるのでしょうか?たとえば、おいしいスイーツを食べたとき、きれいな景色にふと心を奪われたとき、好きな音楽が流れてきたとき…。1週間頑張った後の金曜日にビールを飲んでいるとき、そんなささやかな瞬間が、実は「幸せ」だったりします。毎日の通勤ルートを少し変えて、季節の花を眺めるだけでも、「お、なんかいいかも!」って気分が変わることもありますよね。
私の場合は、いつも1斤100円ほどの食パンを朝ごはんに食べているのですが、たまに奮発して生食パンに変えてみることがあります。すると、そのおいしさに朝起きるのがちょっと楽しみになって、「今日も良い一日になりそうだな~」なんて気持ちがポジティブになるんです。いつもと少し違うことをするだけで、こうして「プチハッピー」を感じられるんだなあ、と改めて思いました。
私たちは、ついつい大きな出来事や目に見える結果で幸せを判断しがちです。特にSNSでは、他人の生活がキラキラして見えて「あの人は幸せそうだな」と羨ましく感じることもあるかと思います。しかし、それがその人の「本当の幸福」かどうかはわかりません。他人と自分を比べてばかりいると、自分の幸せの基準が揺らいでしまい、心が疲れてしまうこともあります。
だからこそ、自分にとっての「小さな幸せ」を少しずつ積み重ねていくことが大切になってきます。その小さな積み重ねが、心に余裕を生み、豊かさを感じる助けになるのです。実際に、「小さな幸せ」にまつわる心理学の研究では、抑うつの改善、睡眠の改善、不安の改善、幸福感の向上など、メンタルヘルスに良い影響をもたらすと明らかになっています。また、ストレス軽減や痛み・苦痛の軽減にも繋がると言われております。ストレス軽減や気分の安定は、脳内から幸せホルモンのひとつと呼ばれるセロトニンの放出を促すということも明らかになっています。
SNSや人の話に振り回されてしまうより、日々のちょっとした「いいな〜」という瞬間を大事にしていくことで、同時に幸せホルモンも分泌させていきましょう。幸せホルモンについて詳しく知りたい方は、ぜひこのコラムもご覧ください!
【コラム】モフモフをみて幸せホルモンを補充しよう – アイエムエフ株式会社 (imfine.co.jp)
少し立ち止まり、今の自分の周りにある「小さな幸せ」に気づいてみる時間を作ってみませんか?
悩みがあったり、心が疲れているときは、幸せを感じる余裕なんてなかなか持てないものです。それは自然なことです。そういうときは、無理せず心を休めたり、信頼できる人や専門家に相談するのも大切な選択肢です。弊社の相談窓口も是非ご利用ください。
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