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【コラム】猛暑は心の燃え尽きにも要注意・・!

2021/8/20

  【コラム】猛暑は心の燃え尽きにも要注意・・!

こんにちは。
熱戦を繰り広げたオリンピックが終わりもうすぐパラリンピックが始まろうとしていて、まだまだ熱い夏は続きますね。

新型コロナウイルスの感染対策はもちろんのこと、この時期は熱中症や冷房による冷え、外気と室内の温度差による疲労感、マスク生活での息苦しさなど、引き続き体調管理の難しい日々が続きます。

仕事でも生活でも制限が多い日々が続いており、メンタルヘルスに関しても要注意です。今回はこの猛暑で心まで燃え尽きないように、「燃え尽き症候群(バーンアウト)」についてお話したいと思います。

いわゆる「燃え尽き感」というと、オリンピックのような大きな大会後にアスリートやアスリートを支えてきた家族・コーチ・スタッフ等の関係者が達成感とともに味わうものというイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかしアスリートだけでなく会社員や学生の方も今まで全力を注いできた仕事や活動がひと段落した時に「燃え尽き感」を感じたことがある方もいるのではないでしょうか。これが「やりきった!」という達成感とともにさわやかに感じられるものであれば良いのですが、今までのように仕事や活動に対して意欲的に取り組めない状態が長引くと、本人がつらいのはもちろん、一緒に働く人や周りの人にも影響が出てきます。

最近では、感染症治療の現場を中心に日々奮闘している医療従事者の方々の中でこの「燃え尽き症候群(バーンアウト)」の方が増えているという話も耳にします。終わりのみえないウイルスとの戦いと猛暑で体調管理が難しいことが重なっているのかもしれません。また、テレワークで仕事と生活の切り替えがあいまいになって働きすぎてしまい、バーンアウト気味という方もいるようです。

厚生労働省の健康情報サイト・e-ヘルスネットでは「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」について、『それまでひとつの物事に没頭していた人が、心身の極度の疲労により燃え尽きたように意欲を失い、社会に適応できなくなること。』と説明されています。

ここでは、職種に関わらず①どんな人が燃え尽き症候群になりやすいのか?、②燃え尽き症候群を予防するためにできることはなにか?を考えたいと思います。

①どんな人がなりやすいのか?ですが、以下のような方がなりやすいようです。
・何が評価されているかがあいまいな職場で働いている人
・几帳面に物事をとらえがちな性格傾向の人
・メンタルヘルスの問題について話題にする機会が少ない(あるいはない)人
・同僚や上司のサポートが少ない(あるいはサポートを求められない)人

②予防するためにどんなことができることでしょうか?
・仕事上の適切なゴールを設定しておく
・働きすぎていないか、現状を見直して仕事と適切な距離を取る
・仕事以外に比重をおけるものをみつける(ワークライフバランスを見直す)
・困りごとを一人で抱えず、まずは話しやすい人に話をしてみる

燃え尽き症候群は個人的な要因だけで発生するものではなく、個人の力だけで解消することは難しいため、組織や周囲の人と協力して対処していく必要があります。

もちろん、①にあてはまる人が必ずしも燃え尽き症候群になるとは限りませんが、自分は燃え尽き気味かも?ちょっと燃え尽きのようで心配な同僚がいる、という場合は弊社のような相談機関にご相談いただくのもお勧めです。

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