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【コラム】あ~やる気がでない、、、

2022/5/20

【コラム】あ~やる気がでない、、、

GW、長いお休みとなった方もいらっしゃったでしょうか。休み明けの体調や気分はいかがですか。
4月は、ご自身の環境変化だけでなく、同僚や上司、部下の異動などによる職場環境や人間関係の変化もあり、またご家族の単身赴任や進級進学など、プライベートでも変化が大きく、普段より心身ともに疲れやすい時期です。気を張りながら4月を過ごした後のGW明けは、なんだかやる気が起きない、だるいといったことが起きやすくなるといわれています。「5月病」という言葉もよく聞くと思います。

「なんだかだるい」「やる気がでない」そんなときは、「やる気がでるまで待とう」と、ゴロゴロしながらやる気が起きるまで待った結果、「あれ、もうこんな時間💦」「夕方になっちゃった、、、」という経験をしたことはありませんか。
“やる気のでるボタン”のような、身体のどこかにあるボタンを押したら、やる気が出る、そんなボタンがあれば楽なのですが。。。残念ながらそのようなものはないですね。今回のコラムでは、「やる気を出す」ことについてのお話です。

「やる気がない」という気分を変えたいと思ったとき、気分にアプローチするのではなく、行動することで気分を変えていくという方法があります。このように書くと「やる気がおきないのだから動けるわけがない」と思った方もいらっしゃるかもしれません。「やる気さえあればね・・・」「動けるならとっくに動いているよ・・・」と。
しかし、残念なことにやる気は待っていても起きないといわれています。例えば、やる気がでないからと一日寝て過ごすことで一時的に嫌な状況や気分から離れることはできますが、長い目でみると気分や行動は変わらず悪循環に陥ってしまう可能性が高くなります。

では、どのような行動をしたらよいかということですが、行動したあとに「楽しい」「よかった」と思える行動を増やしていくことです。「行動だ!」と思って、重い腰を上げて天気の悪い日に散歩に出ても、気分は晴れるどころか服は濡れて身体も冷えてその後風邪を引いたのでは、また次も散歩に行こうという気持ちにはなかなかなれないでしょう。何かをしたい、というやる気は、行動したあとに「楽しかった」「気分がよくなった」「充実感が持てた」などを感じられるからだといわれています。
ただ、そうは言ってもいきなり大きな活動はハードルが高いですから、簡単にできることからはじめてみましょう。やる気が起きないながらも、カーテンを開け、顔を洗い、、、と動いているうちにさっきよりは気分も少しはましになったという経験はないでしょうか。

 何の行動をしたらよいかわからないときには、今まで自分がどんなことを楽しいと思っていたか、気分がよいと感じたかを振り返ってみることをお勧めします。自分を観察することからはじめてみましょう。

今回のコラムのまとめ

~やる気を出すには~

・気分を変えるのではなく行動をしていくこと(行動していくことで気分を変える)
・楽しかったりよかったと思える行動を
・小さなこと、自分にとって比較的簡単にできることを
・自分の行動と気分を振り返ってみる

このコラムでは、生活のなかでちょっと自分で試してみる方法を紹介しましたが、問題によっては自分だけで抱えるには大きすぎたりしんどかったりして、どうしてよいかわからなくなることもあるかもしれません。眠れない食べられない、今まで楽しめていたことが楽しめない状態が2週間以上続いている状況などありましたら、一人で何とかしようと頑張らず、誰かに相談していただきたいと思います。

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